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火山灰について


こんにちは。台風が接近してきましたね。

今日は、火山灰についてみていきます。

まず、火山灰とは、厳密に見てみると数種類あるのですね。

火山の噴煙(マグマ、マグマ+水蒸気)の正体は、粉々になったマグマと、火山ガスが混ざったものです。
噴火によって熱せられたガスは、上へ上へと上昇するため、粉々になったマグマも一緒に上空へ持ち上げていきます。
噴煙に含まれるマグマは上空で冷やされて固まり、再び地上へ降ってきます。

これが、火山灰の一種、テフラです。

テフラのうち、大粒のものは火山礫と呼ばれます。軽石などは、火山礫の仲間です。
そして、一般に私たちが火山灰と呼ぶものは、砂粒や、それより細かい粒になったテフラです。

ここで問題となるのが、火山灰の粒子の細かさ。
一般的な定義では、火山灰の大きさは2mm以下ですが、遠くまで飛散するような火山灰の粒子はかなり細かいです。

これが、コンピューターなどに静電気で付着すると、機器の不具合や故障を引き起こします。

実際に、桜島で噴火した火山灰によって公衆電話が作動しなくなったり、電車の精密機器の不具合が起きて、電車が動かなくなったりしました。

このほかにも、信号機や自動販売機、デジタルカメラ、携帯電話など、外気に触れる機会の多い電子機器は、火山灰が付着しやすく、故障しやすいといえます。

このように、外にある電子機器が不具合を起こすと、何が起きるか。

次に起きるのは、流通の停滞です。

これが、関東の首都圏で起きてしまうと、やはり甚大な被害が発生してしまうと考えられます。

次回は、富士山噴火の際の影響について考えてみたいと思います。


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