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【御嶽山噴火】水蒸気噴火とは?


こんにちは。今回は、御嶽山の噴火の、水蒸気噴火について気になったので書いていきます。

御嶽山噴火、被害が続いていますね。

台風が接近し、土砂崩れが懸念されていますが、これ以上被害が拡大しないことを祈るばかりです。

今回の御嶽山噴火ですが、水蒸気噴火でした。

そもそも、火山の噴火というのは、主に分けて3つの種類があるようです。

1、水蒸気噴火
地下水がマグマによって熱せられて水蒸気となったものが、抑え込む地表からの圧力の限界を超えたために、一気に地表へと噴き出してくるもの。
噴出する火山灰にマグマ片は含まれず、水蒸気の量が多いために噴煙の色は白っぽくなる。

2、マグマ水蒸気噴火
上昇してきたマグマと、マグマが地下水と接触して発生した水蒸気とが、共に地表面で噴出するもの。
火山灰にマグマ片が含まれるため、噴煙の色は黒っぽい。

3、マグマ噴火
マグマ自体が噴出するもの。地表面に出たものは溶岩。

つまり、火山の噴火には「マグマ」と「水蒸気」が噴出物としてあげられるんですね。
それで、マグマのみ噴出したものは、溶岩となる。
マグマと水蒸気が混ざって噴出した場合は、火山灰にマグマ片が混じり、噴煙も黒っぽい。
マグマで熱せられた水蒸気のみ噴出した場合は、火山灰にマグマ片は含まれず、噴煙も白っぽい。

その、火山灰にマグマ片が含まれないのが、今回の水蒸気噴火なんですね。
専門家が、火山灰を調査し、マグマ片が検出されなかったことをもって水蒸気噴火と判断しました。

ちなみに、3、のマグマ噴火の最近の例としては、昨年11月に噴火して、現在も溶岩の流出や拡大が続く、小笠原諸島・西ノ島があります。

ここ近年、マグマの動きが活発になってきていますね。

今後も、マグマや火山について検証を続けていこうと思います。

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